香川真司が語るUEFA EURO 2016 。優勝予想はフランス！

注）このインタビューはUEFA EURO 2016 予選リーグ真っ只中、に行われました。

―――「香川選手にとってのユーロのイメージや見どころを教えてください」
香川真司（以下香川）ヨーロッパは本当にレベルが高い。
コパアメリカもそうですけど南米やヨーロッパの大会はワールドカップに近い大会なんじゃないかな。
そういう意味では価値も高いですしヨーロッパの選手もこの大会に懸ける思いはすごくあると思います。
アジアで僕たちもレベルアップしていかないといけないと日々感じます。
あとはチームメイトも出ていますし、彼らが国を背負って、どういう力を発揮できるのかはひとつ注目
したいです。それは自分にもあてはめられることだと思うので。
クラブチームと代表チームの雰囲気は全然違うので、クリスティアーノ・ロナウドもそうですけど、
そういうところでも両方、結果を残せるのかは注目どころで見どころのひとつですね。

―――「注目している国はどこですか？」
香川：フランスはもちろん自国開催ですしイングランドは若い選手含めて凄くいいんじゃないですかね。
地味にクロアチアも、凄く注目しています。ヨーロッパには良いチームがたくさんあるので注目する国は
たくさんあります。今言った3チームは今回のユーロでは楽しみにしています。

―――次にユーロに出場する選手について聞かせてください。ベイルについてはどう思いますか？」
香川：圧倒的なスピードとフィジカルと左利きのカットインからのシュートなどフリーキック意外でも
脅威になるので、そのクオリティもレアルマドリードで更に上げていますし、やはり今は世界でも
外せない選手なんじゃないかなと思います。

―――ウェールズ代表でのベイルはいかがですか？
香川：国を背負うということは日本もそうですが責任と重圧は感じますし、そういう覚悟がないと
結果は残せないと思います。彼にそういう責任感や覚悟があるからこそ、ああいう舞台で結果を
残せるのではないかな。もちろんクオリティがあってのことですけど。

――もしクロアチアと試合をするならどう戦いますか？
香川：ラキティッチがいてモドリッチがいる。バルサとレアルのプレーメーカーですからね。
彼らを自由にしない様にしたいです。各国にキープレイヤーがいて、そういう選手をいかに抑えるかが
ポイント。簡単に抑えられほど甘い世界でもない。それは戦って感じること。
でもそのポイントは気をつけていきたいですね。

――最後の質問です。ずばり優勝は？
香川：難しいですね～（笑）
フランスかイングランドの２つですかね。どちらかが優勝して欲しいなと思います。（完）


香川もキープレイヤーと語ったアディダスのスパイクを着用する
ベイル、エジル、ポグバ選手のスパイクを紹介。

◆ウェールズ代表　ギャレス・ベイル。
■X 16+ PURECHAOS FG/AG