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1通のメールから始まったFリーガーとサッカー少年たちの絆vol.3「伝えたかったメッセージ」

2017年7月29日。県大会が終わった数日後に行われたFリーグの会場で、栗橋西中学校サッカー部の関係者より彼らの奮闘を伝え聞いた諸江は、自分のことのように彼らの活躍を喜び、束の間のオフを利用して、栗橋西中サッカー部の練習場を訪れることを約束した。

Icon segawa.taisuke1 瀬川 泰祐(せがわたいすけ) | 2017/10/14
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そして、彼らの県大会からちょうど1か月が経過した2017年8月22日。諸江は束の間のオフを利用して、栗橋西中サッカー部の練習場を訪れた。また、すでに受験勉強に突入した中学3年生たちは、受験勉強を中断して約束の場所に集まった。  

こうして初体面を果たしたFリーガー諸江剣語と栗橋西中サッカー部の中学生たちは、一緒にフットサルを楽しみ、汗を流しながら、互いの絆を深め合い、かけがえのない時間はあっという間に過ぎていった。

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諸江は高校生3年生のとき、プロサッカー選手になるという夢に破れ、大きな挫折を経験している。この日の練習終了後、諸江が中学生たちに対して伝えた言葉が印象的だった。  

「僕も過去に大きな挫折を経験してきました。でも、19歳の時にフットサルに出会って、フットサル日本代表になるという夢ができ、長い間努力し続けて、やっと日本代表に選出していただけるようになりました。

いまはワールドカップに出場するという次の大きな夢に向かって努力しているところです。今回、僕にユニフォーム製作のメールが届いたことがきっかけで、こうして皆さんと出会うことができました。

皆さんが目標を達成できたことに、僕はとても勇気づけられました。夢に向かって努力したとしても、夢が大きければ大きいほど、結果がどうなるかはわかりません。

でも、夢や目標に向かって努力したプロセスは、今後の皆さんの人生に大きな力を与えてくれると思います。また必ず来ますので、その時は皆さんの成長した姿をみせてください。」


一通のメールから生まれたフットサル選手とサッカー少年たちとのかけがえのない絆。少年たちに大きな夢と希望を与えた諸江は、彼らの成長に刺激を受け、彼らの期待を胸に、自らの夢を追い続けていく。

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取材・文・写真:瀬川泰祐

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