Img 9192

“選手権準優勝”前橋育英の選手がスパイクへのこだわりを語りつくす! Vol.2 DF角田涼太朗、DF後藤田亘輝、FW室井彗佑 編

高校サッカー強豪校の選手は、どんなスパイクを、どんな理由で履いているのか? スパイク選びの参考になる、キングギアならではの連続インタビュー。好評企画の二回目は、昨年度の高校選手権で準優勝に輝いた、前橋育英の登場です。

Icon img 6776 安藤隆人 | 2017/08/02
<vol.1はこちらから>

④角田涼太朗(3年、ナイキ、ティエンポレジェンド)

昨年度の準優勝メンバー。左利きのCBとして、最終ラインから正確なフィードや縦パスを送り込んで、攻撃の起点となる。

さらに空中戦には大きな自信を持ち、高い打点のヘッドで制空権を握る。学業の方も優秀なハイスペックCBで、現在はプロか大学進学かを悩むほど、文武両道に秀でた選手だ。
 

Thumb bb3a5860

角田小学校入ってからずっとナイキです。中学の時、浦和レッズジュニアユースで支給をされて、そこで履かせてもらってから、よりティエンポが良いと思うようになりました。正直、ティエンポなら何でも良いという感じです(笑)  
―こだわりはあまりない方でしょうか?

角田:そうですね、でも天然皮が良いです。僕、ちょっと足の形がおかしいんです。左右の大きさが違うんです。左が右に比べてでかいんです。右が27.5で左が28なんです。

あと横幅も広いので、人工皮だとサイズが上手く合わなくなるんです。

それにサイズが違う分、小さい方の右足にサイズを合わせて、左は天然皮なので伸びるので、履き慣らして行く感じですね。
 

―色やデザインなどのこだわりはありますか?

角田裏全体に色が塗られているスパイクが嫌で、半透明の色が好きです。
 


⑤後藤田亘輝(3年、アディダス、メッシモデル)

昨年度の準優勝メンバー。右サイドバックとして機を見たオーバーラップと、正確なクロスでチャンスを作り出して行く。彼の持ち味はアジリティーで、細かいサイドステップと、一瞬のスピードでサイドを軽やかに疾走して行く。  

Thumb bb3a5862

後藤田選手が語るスパイクの動画をご覧ください。

   
後藤田このモデルはフィット感も良いですし、あと細かいステップに付いて来ることが出来るのもいいですね。僕はプレースタイル的にアジリティー勝負なところがあるので、ステップを踏むときにかかとが浮くのが嫌なんです。

つま先が地面に付いて、かかとが上がっているときに、足のかかともスパイクの底から浮いているのが凄く嫌で、フィットしたまま、かかとが上がると凄くプレーがしやすいんです。
 

―このメッシモデルの前は何を履いていたんですか?

後藤田その前はアディダスのエックスを履いていました。小、中学はアディダスのアディゼロを履いていました。  

―ずっとアディダスなんですね。

後藤田僕のお母さんのお兄ちゃんがアディダスの関係者だったので、その関係で履くようになりました。最初はアディゼロがお気に入りだったのですが、アディゼロが生産中止になって、エックスにしたのですが、エックスがあまり合わなかったんです。エックスは足首の部分が結構上の方まであるんです。それがちょっと嫌でしたね。  

―色やデザインにこだわりは?

後藤田赤が好きですね。赤色のスパイクが凄く好きで、この色は凄く好きです。  


⑥室井彗佑(2年、プーマ・エヴォスピード)

彼の特徴はスピード。一瞬で加速し、一気にDFラインの裏を突破して行く。マークを外す動きの質も高く、一瞬でフリーになってゴールに迫って行く。
将来のエース候補の一人だ。
 

Thumb bb3a5883


室井選手が語るスパイクの動画をご覧ください

   
室井エヴォスピードは結構軽くて、自分に合っています。軽い分、動きやすいし、自分にフィットをしていると思います。  

―室井選手はスピードアタッカータイプ。だからこそ、このエヴォスピードを選んだんですね。

室井はい、スピードに乗って点を獲るプレースタイルなので、軽さは物凄く重視しています。自分の足の特徴にも合っているので。  

―スパイク選びの一番のポイントは?

室井ステップや動きやすさ、そして軽さですね。動いているときにかかとがズレないことが重要ですね。  

―ずっとプーマですか?

室井前はナイキのマジスタだったのですが、かかととつま先の部分もちょっとズレてしまったので、プーマのエヴォスピードを履いてみたら、それが解消されたんです。「自分に合ったスパイクだ」と思いましたね。そこから愛用しています


vol.3に続く。 FW宮崎鴻、GK松本瞬、GK湯沢拓也 編